無料セミナーは悪循環に陥りがちだが、キカガクは参加無料のセミナーを開催します
こんばんは。
九州の博多、そして、東京でキカガクのライト版であるセミナーを開催決定し、イベント公開直後から多くの方にお申込みをいただきました。
現在はキャンセル待ちの方が殺到するほどの人気ぶりで非常に嬉しいです。
今回の2つのイベントの特徴はなんといっても『無料』という点です。
九州の博多と東京でのイベント開催は企業のスペースをお借りするため、営利目的ではなく、キカガクのPRとみなさんの勉強のために行います(個人的な趣味です)。
ここで誤解を招かないための注意ですが、キカガクでは基本的に有料でセミナーを開催しており、決して安くない受講料をいただいたうえで、それに見合うだけの授業を精一杯提供し、現在では多くの方に高く評価していただいております。
プロである以上は代金を頂いてセミナーを開催することに誇りを持っており、いただけた代金が我々の『価値』であると考えています。
最近はスマホのアプリが普及することにより『無料』で手に入ることが当たり前となりました。
勉強会も有志を募って開催するものの多くが『無料』もしくは『場所代』程度です。
しかし、私自身はこの『無料』で開催するという点に疑問を抱いています。
言葉に棘がありますが、こう聞こえるのです。
『これは無料ですよ。価値がありませんよ。』
もちろん、作り手や勉強会の主催者はそういうつもりで価格設定をしているわけではないと思いますが、ビジネスとしてはそういうことになります(そもそもビジネスでない方は申し訳ありません)。
アプリなどは広告収入といった別の方法でマネタイズしているため、『ユーザーを集める≒お金を稼ぐ』となるため良いのですが、特に勉強会はその集客するユーザーがマネタイズに直結するわけではないと思われます。
その結果、お金が生まれないと整備ができず、規模縮小や質の低下がどうしても発生してしまします。
これでは、悪循環に陥ってしまうのが多いのではないでしょうか。
『無料』というものは一見参加しやすいのですが、誰も責任を取らなくて良いため、内容のレビューが入っていない質の低い内容や、営業の宣伝が多かったりして、結局時間を無駄にしてしまうことが多いのではないでしょうか。
忙しいビジネスマンであるほど、この点には注意した方が良く、有料でも責任のあるセミナーに参加し、短い時間でゴールから逆算した知識を効率よく習得する方が良いと個人的には思っています。
では、我々がなぜ『無料』でセミナーを開催するのか。
いえ、我々は『参加無料』のセミナーを開催します。
機械学習の価値をこれから多くの人に知ってもらうために、キカガクの『キ』である教育事業を推進しているのですが、有料セミナーでは、そもそも機械学習の価値を知っている人しか集まらないと気づきました。
もちろん、価値は知っていて、その中身を知りたいという方への教育は非常に重要で、今後も力を入れていきます。
ただ、これでは、『もともと価値を知っている人』というターゲットにしかリーチしません。
キカガクをきっかけに『機械学習の価値』に気づき、これから学んでいくというターゲットにもっとリーチしていきたいのです。
キカガク受講生の方はみなさん口を揃えて『この内容でこの授業料はオトクすぎる』と言ってくださいます。
ただし、これは受講後にわかることであり、受講前にその価値をお伝えすることはできません。
そうなると、価値がわからないものに対しては人はお金を払わないものであり、結局受講してもらえず価値もわかっていただけない問題があります。
そこで、キカガクではこの問題をある方法で解決できないかと提案します。
それが『参加無料』です。
参加が無料であれば、まず『受講する』ことができます。
そして、受講すればその授業内容の価値に気づいてもらえる可能性が高まり、最終的に感じていただいた分の価値を授業料としてお支払いいただければと思います。
As Is
『価値がわかっている』→『お金を払う』→『受講する』
To Be
『受講する』→『価値がわかる』→『お金を払う』
もちろん、これまでの教育とはやり方が異なることも承知であり、マネタイズとして安定しないことも承知の上です。
しかし、『受講しない人は価値を理解できない』という本質的な問題を解決することが最重要であるため、リスクを承知でこの方法で挑んでいきます。
何かを変えるには、リスクはあたり前。
保守的な教育ではなく、攻めの教育を目指します。
そういったわけで、こちらが『参加無料』のセミナー第一弾になります。
満足いただけなければ一円も必要ありませんので、まずお気軽にご参加ください。
必ず満足していただける授業をできる自信があります。
お待ちしております。
株式会社キカガク
代表取締役社長 吉崎 亮介
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